弥勒山(437m)と道樹山(429m)
登山日 平成17年1月22日(土曜日)
コ ー ス タ イ ム
11時15分 細野キャンプ場
11時50分 大谷山 頂上着
12時10分 弥勒山 頂上着
13時15分 弥勒山 頂上発
13時25分 大谷山 頂上着
13時30分 登り分支点
13時40分 道樹山 頂上着
14時10分 細野キャンプ場
 
 暖冬で、今年の冬は雪が少ないかと思いましたが、1月に入って例年並の雪が降り、先週山小屋に雪掻きを兼ねて行って来ましたので、久しぶりに土・日曜日の予定が空白になったので、土曜日は、近くの弥勒山、道樹山に、日曜日は、山小屋のお友達と鳩吹山に山登りに行くことにしました。

弥 勒 山 山頂から
御嶽山 恵那山
伊吹山 JR名古屋 ツインタワー
 
 ホームページを参考にしながらルートを色々検討した結果、細野キャンプ場を起点として、最初に道樹山→大谷山→弥勒山(昼食)→大谷山→道樹山と行った道を帰ってくるルートにしました。
 
自宅から細野キャンプ場を目指して車で移動しましたが、細野キャンプ場までの幹線道路の道路案内、細野部落に入ってからの道案内は親切になされていて迷うことなくキャンプ場まで行くことができました。

 
 
細野キャンプ場の案内標識 道の途中の案内標識

 

道路の案内標識に従って車を進入させれば細野キャンプ場に着きます。
 細野キャンプ場は、一見すると集会施設でキャンプ場とは思われないような場所で、案内板を見るとそこがキャンプ場であることが分かります。
 キャンプ場といってもキャンプ場らしい雰囲気は有りませんが、綺麗なトイレが有りルート上には、外にトイレ施設がありませんので用はここで済まして出発されると良いと思います。

キャンプ場前の駐車場 登山口

 キャンプ場の駐車場は、20台ほど停められそうな道路脇の空き地が有り車を駐車することができます。
 既に10数台の車が駐車されていたので空いた所に車を止めて出発しました。
 今回は、季節外れであるので駐車場の空きが有りましたが、春日井市民の人気の里山であるため春、秋の季節の良いときは、駐車スペースが無い場合も予想されます。その場合は、植物園の駐車場を選ぶのも良いかと思います。
 
初めての山なので、何処の道を行けばよいか駐車場で迷ったが、来た道の延長線上の土道が一番良く踏まれていたのでその方向に登って行くことにしました。
 後から調べたら、トイレ脇の道でも道樹山に登れるそうです。
縁者不動の滝  縁者不動の滝の道標からほんの少しのところで谷コースと尾根コースの分岐点が有ります。
 何処が滝か分からない、ホームページに今年の台風で崩れたとも書いてあったので、そのため見つけることが出来なかったのでしょう。
 
 「縁者不動の滝」の道標のところに来ると川の方を覗き込んでいる高齢の男の方がいたので、「滝はどこですか」と尋ねたら私も探しているがそれらしきものが見当たらないとのことでした。
 その方が、「今日の朝、植物園から弥勒山に登って、道樹山から下りてきたがこの道はきついですね」などといっていました。
 初めて登る山ですので道樹山の登り口は谷を詰めれば良いと思っていて迷わず谷を詰めていきました。
 谷コースは、道樹山の登りはきついと聞いていたので覚悟して登っていきましたが、階段も無くなだらかな上りで振り返れば、高蔵寺ニュータウンが杉のこずえから見える快適なコースでした。
 途中、中高年の女性のグループに何組かあいました。中高年といえども女性と挨拶を交わすことは良いものですね。
 そんなことを思って尾根に出ると、「相手になるな さそいの裏にはおおかみが」と書かれた物騒な看板の所に出ました。
 
これを見た人は「相手になるな・・・」と書いてあるので、挨拶もしてくれないのかな・・・・などと思いましたが、これからも「こんにちは」の挨拶は、積極的に行い、お互いに声をかけて道を譲り合って気持ちの良い登山を心掛けて行こうと思います。
 そこで左に行けば道樹山と思い歩いていくと、大谷山425Mと手書きされた道標が有る所に着いてしまい道樹山よりも北に来ていることを知りました。
振り返れば、高蔵寺ニュータウンが杉のこずえから見える 尾根の所に有った物騒な看板
物騒な看板 大谷山の頂上
大谷山の頂上 大谷山の頂上からの展望
 
 大谷山は、道標が無ければ気付くことなく過ぎてしまいそうな頂上ですが、北西側に樹木が無く開けていますが、その他は背の高い雑木林で展望は利きません。
 
また、頂上には、手書きの道標と石を積んだ小さなケルンモドキのものがあり木製のベンチが有ったと思います。
 ここではおにぎり、コンロで湯を沸かしてカップヌードルを食べている3組ほどのグループがいましたが、いずれのグループも中高年の方ばかりでした。
 ここでは、開けた方向の展望を楽しみ弥勒山に向かいました。

大谷山頂上にあった道標 山火事注意の看板
大谷山から弥勒山に行く途中に有った道標 尾根の登山道
登山道の真中に愛知県と岐阜県の県境の境界杭 大谷山から弥勒山の最後の登り木で階段が整備されている
 
 大谷山から県境杭のある尾根道を下っていくと植物園方面へ下る道標があるここが一番低いところで、木で階段が整備されている所を一気に上ると弥勒山の頂上に出る。
 ここは、360度の展望は利かないが、それに近い展望を楽しむことができます。
 西に有る東屋からは、JR名古屋駅のツインタワー、名古屋空港、伊吹山、白山が良く見えた。
 
ベンチの整備されている東側からは、雪を被った御嶽山、恵那山の雄大な風景を楽しむことができました。
 展望が良いため3・40人の中高年の登山者で賑やかな頂上でした。
 景色を楽しみながら、東屋で湯を沸かしインスタントラーメンと、例によってわっぱご飯(中身はご飯と、漬物)いわゆるラーメン・ライスの昼ご飯は、寒い時体が温まり最高に美味しいと思います。
弥勒山頂上(東側) 弥勒山頂上にある東屋(西側)
弥勒山頂上から見る 御嶽山 弥勒山頂上から見る 恵那山
弥勒山頂上から見る 伊吹山
 
 来た道を引き返して大谷山からまだ登っていない道樹山に、この弥勒山、大谷山、道樹山のコースは一度尾根まで登ってしまえばアップダウンはほとんど無く、雑木林の尾根道を移動するだけです。
 来るときは気が付きませんでしたが、木には所々名札があり、道標もしっかり有って迷う事は全く無い。
 尾根道を歩いていて松の木が、やたら松食い虫の被害にあっていて枯れている事、その木に「倒木注意」の看板が貼り付けてあるのが、目に付きました。
 登ってきた時の谷コース分岐点を過ぎしばらく行くと柵で囲ってある社が見えてきます、お参りをしようとしたが柵で中に入れないのでパスをして、もうほんの少し行くと頂上に着きました。
 ここにも社があり、賽銭を投げてお参りをして「これからも健康でハイキングができる事」をお願いして細野キャンプ場目指し帰る事にしました。
 この道樹山は、弥勒山、大谷山とは雰囲気が違い信仰の山という感じの山でした。
 下りは、行きに会ったおじさんの言うとおり人工的な階段が続き、登りに利用しなくって良かったと感じました。
 そんな所をしばらく下ると、高圧送電線の鉄塔が有りここを過ぎれば細野キャンプ場までもうすぐです。

所々にある木の名札 「まむしに注意」  まむし居るのかな?
道樹山山頂手前にある柵で囲った社 道樹山山頂に有った案内板
道樹山山頂に有った道標 道樹山山頂の社
 
 今回は、皆さん中高年の人達が自分の健康のため、里山を愛し、里山に感動している姿を見て胸に迫るものがありました。
 何も高い山、厳しい山を目指すのが良い事でないことを知りました。
 以前放送されていて、現在は放送されていませんが、春日井ケーブル・テレビの衛星放送で、荒川じんぺいの「じんペイ通信」を見ていて、機会があれば低山、里山に登ってみようと思っていました。
 「じんペイ通信」は、現在、埼玉等で放送で放送されているようです。
 その後、NHKの中高年の登山教室、などの影響が大きいのを今回再確認しました。
 何も高い山、厳しい山に拘らず自分の里山を愛し山に登る、そんなことを考えていると、山に「ごみ」は一つも落ちていないことに気が付きました。
 中高年の皆さんは、健康のためというよりも里山をこよなく愛(め)でているそんな姿が浮かんできます。
 里山は、簡単に登れますがごみ一つ落ちていないのです。
 里山登山は、何の規制もありませんが、これから登る方は、心して登りましょう!!!

画像が悪くあまり分かりませんが道樹山の東屋です 途中に有った送電線の鉄塔



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