鳩吹山   標高313m
登山日 平成17年1月23日(日曜日)
コ ー ス タ イ ム
10時00分 元起裏駐車場
10時50分 鳩吹山 東屋着
11時10分 鳩吹山 頂上着
11時50分 西岳 東屋着
昼食 ラーメン
13時00分 西岳 頂上着
13時50分 北回り分支点
14時20分 鳩吹山 頂上着
14時40分 小天神展望台
15時00分 カタクリ自生地
15時20分 元起裏駐車場
 
 久しぶりに土・日曜日の予定が空白になったので、土曜日は、近くの弥勒山、道樹山に単独で、日曜日は、山小屋のお友達と鳩吹山に山登りに行くことにしました。
 
 今日は、天気があまり良くない「曇り後雨」との予想であったので雨合羽の用意をして、結果としてはい日中曇天で、午後からは遠くの雲が切れ遠望することが出来ました。
 
R41号線沿いのドライブイン元起(現在取壊し中)で、山小屋のお友達Sさんと待ち合わせて、裏側にある地元のご好意により設置されている駐車場に車を止めて出発しました。
 R41号線の橋の手前で、どこかのホームページに書いてあったが茶色の放し飼い?の鶏がお出迎え、橋の下を川に沿って登っていくと普通の登山道とパノラマコース分岐点に着たのでガレ場、鎖場のあるパノラマコースを選び登って行く、そんなに厳しい岩場でないが、なんとなく両手を使わないと登れないそんな岩場です。
 登るにつれて、山肌に稲妻のように見える小天神へ登る登山道、R41号線、可児の市街地が見えてくるようになり、名前のとおりパノラマを楽しみながら登るそんな登山道です。

 
 岩場を過ぎると背丈より少し大きな雑木林の中を進み真禅寺登山コースと合流すると、鳩吹山頂上近くにある無線中継アンテナ2本が見えきたら鳩吹山の東屋はもうすぐです。
 鳩吹山の東屋は良く手入れされていて、掃除道具、時計、温度計等まで置かれている。
 ここからは、東、南側の眺望を楽しむことが出来、箱庭のな可児市街地、御岳、恵那山を見ることができます。
 

 鳩吹山の東屋で景色を楽しんだ後、鳩吹山の山上を経由して西山を目指します。
 鳩吹山頂上には小さな石製の社があったり標柱があったりするが、ここも東側に展望の開けた見晴らしの良い所です。
 鳩吹山、西山までの登山道は、過去に山火事で燃えてしまい大きな木が無いため良く見えて登山者の数が数えれるほどです。 


 西山に向かう途中で北回りルートの分岐点の道標があり、どちらを行くか検討していると、近くに休んでいるおじさんが親切に説明をしてくださり帰りにこの道を使うと良いとのアドバイスもあり、昼食の関係もあり西山の東屋を目指すことにしました。
 良く整備されている登山道で幅も広くすれ違うときに止まらなくても良いほど広い道です。
 
 東屋で例によって湯を沸かしラーメン・ライスを楽しんでいると、青色の腕章をした指導員らしき人に「火気謹厳です」と言われてしまいました。
 ボランティアの指導員の方も火については、ガスバーナーなど使わないよう注意しています。
 一度火事で焼けたためか、何処の道標にも、火の用心のことが書かれています。


 西山の東屋は、展望については、あまり良くありませんが、ここも良く整備、清掃がされていて、気持ちの良い東屋です。
 
昼食は、東屋で食べることを検討されると良いと思います。ただし、ごみは一つも落ちていないので、ごみは持ち帰りましょう。
 西山の頂上は、東屋のある山を下りもう一度登り返した樹林帯の中が頂上です。ここは山火事に会ってなく鳩吹山の頂上とは違い展望も利かず、標識が無ければ通り過ごしてしまうピークで、なんだと言う感じの所にあります。


 西山まで来たら、北回りルートで帰る。
 樹林帯の中を進むと岩場にカエルの置物が置いてある岩場が有り、ここからの眺めは北側を見ることになり山を削って土砂採取している風景が目に入ってきます。
 下を通っている高山線を走る列車がミニュチア列車のように走るのが見え、列車の音が良く聞こえてくるのには驚かされました。
 登山道は、樹林帯の中で眺望もほとんど無く境界杭に沿ってあるようなもので、やたら境界杭が目に付きます。

 そんな中、一休さんと手書きした少し広い場所に出ました。ここは、本当の名前は何と言うか知りませんが、ベンチなど有りませんが、ちょうど北周りルートの真ん中あたりで、休むのには良いところと思います。
 木の橋が有り下の川が橋の所で滝となっている所に出ます。冬で水量も無く弱々しい流れの谷川ですが、下に続く道らしきものがあり、それを辿っていくとそこが滝になっていることが分かります。
 
夏場の水量が多い時は、見事な滝と思いました。
 ここまで来ると北回りコースは終わりほんの少し登れば西山ルートとの分岐点に着きます。



 もう一度同じコースを鳩吹山まで戻り、行きには見えなかったが北には我々の山小屋がある白山、東には御嶽山を見ることが出来ました。
 特に木曽川の川筋の様子が手に取るように見ることができました。
真中に薄く見えるのが白山です
御嶽山

 鳩吹山の頂上から東屋に戻り東屋の前にある登山道を下り小天神経由でカタクリの自生地を見てと言っても現在は冬、開花は3月の終わりまで待たなければならないのですが。
 小天神にも東屋が有り、この東屋からの展望は、下にある花木センター、国道41号線を走る車が真下に見え里山という感じがするところうです。
 小天神からカタクリの自生地までの下りの登山道は狭く、くの字に曲がった登山道を一気に下るという感じでした。
 下って行くと林の中が明るく開けて下草刈がされている所に着きます、そこがカタクリの自生地です。
 ここは車で入ることはできず、人がすれちがい出来るほどの木の橋を渡ると駐車場が整備されている所に着きます。
 
今日は、大脇の駐車場は、満車状態でしたが、こちらの駐車場は、鳩吹山への登山道として人気が無いのか登山者の車は駐車していませんでした。

小天神の東屋

 今回の登山で唯一咲いていた花が、カタクリ自生地から大脇の駐車場まで戻る間に民家の庭先に咲いていた蝋梅(ロウバイ)でした。
 もうそこまで、春が来ていると実感させるものでした。
 
 今回2日続けて、近くの里山を登りましたが高い山も良いが、近くの里山にも魅力があるものだと再認識しました。
 また、熟年パワーを見せ付けられる里山でもありました。
 残念なことに、若者の姿をほとんど見る事無く終わってしまったのは残念です。




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