大日ヶ岳   標高1709m
登山日 平成16年5月8日土曜日
コ ー ス タ イ ム
5時30分 蛭ヶ野水道タンク前 登り
7時30分 一ぷく平 3時間30分
9時00分 頂  上着  
10時00分 頂  上発 降り
11時00分 一ぷく平 2時間00分
12時00分 蛭ヶ野水道タンク前  
アカヤシオ キランソウ ユキザサ
エンレイソウ ショウジョバカマ スミレ
フナの新芽

 朝4時30分起床前夜炊いておいたご飯でおにぎりを作り、朝食を食べ出発。
ザックに前夜、星空が見えなかったので、雨合羽、虫刺され・傷のための薬、ペットボトルのお茶、GPS、カメラ、おにぎり、・・・・・・・
前夜の曇り空から一変、快晴、ラッキー。
コースの確認
朝 大日ヶ岳、白山が見える 登山口えの案内標識
登山口の看板 登山口を振り返る
右の「はち・まむし注意」看板から蛭ヶ野方面(帰りに写す) 「はち・まむし注意」看板

 車に乗って出発。山を見ると大日岳はもちろん白山まで見え、大日岳の頂上近くに雪が見えるため、登山靴にするか、長靴にするか迷いながら蛭ヶ野水道タンク前広場に到着、長靴と登山靴両方持っていけば良いのだがかさばるので、長靴に決め出発。
しばらくは、リョウブ並木の中を進み、杉林、杉の伐採跡などを通ってゆったりした登山道を進む、人口林を過ぎると、楢などを主体とした自然林を歩くアカヤシオ、山ツツジ目を楽しませてくれ、タラの芽が所々に有り帰りに採ることを楽しみに、樹の下には笹が生えていてネマガリタケと同じものかどうかは分からないが、節の途中から竹の子が出ていてネマガリタケのように、土から太い竹の子が出ていない笹薮が続く樹林帯を進む。
朝霧に包まれている蛭ヶ野高原 ぶなの木
リョウブ ぶなの木
 
振り返ると、蛭ヶ野高原が大きな川が流れているような朝霧に包まれて幻想的な風景を見せている。
急な登を胸突き八丁と言うらしいが、道はしっかりとしており、階段の感覚で登ることができる、そのような急登が2〜3回続きそれを過ぎると急に平らなところに出て、右側に2等三角点が見えれば、2〜30m行けば一ぷく平に着く。
一服平 いっぷく平の看板
一服平の三角点 GPS 1370m?
一服平のトイレ 残  雪

 一ぷく平は、広いブナの樹に囲まれた広い平らな場所でここからはほとんど周りの景色は見ることができない、端っこのほうにブルーシートを被った小屋がありなんだろうと思って覗いてみるとトイレになっていた。
この付近では、ユキザサ、エンレイソウ、ショウジョバカマが顔を見せてくる。
途中からの蛭ヶ野高原 途中からの白山
途中からの白山 途中からの白山

 ここを過ぎると、緩やかな登りが続き、残雪が出てきるが今日は朝早いので雪がまだ解けていなく道も小川の中を歩くような感じではない。
 登山道が、残雪に隠れているので尾根の一番高いところをトレースしながら上っていくとピークでは、登山道が所々顔を出して、太い笹竹のネマガリタケが雪に押しつぶされている。
 モミの樹が現れ、小さいピークを上り下りしていると大日岳の頂上かと思われる登りがあり登りきると、残雪の最上部が笹になっている大日岳が見えてくる。
 このあたりは、イワカガミ、イワナシ、ショウジョナカマが雪の解けた登山道の脇にありました。
最後のピークから大日ヶ岳頂上 大日ヶ岳頂上から来た道を見る
頂上の様子 頂上の方位盤

 雪原を頂上の笹薮を目指して、かなりの急登であるが雪の沈み込みも長靴のため気にせず一直線に登ると大日如来像、方位盤、三角点の有る頂上に着く。
 着いた時、1人の先客が見えまして、石徹白のウイングヒルズスキー場からリフトを使わず登ってきたといっていました。
 おにぎりとペットボトルで早い昼食をとり、この日は天気が良く早朝の谷間の朝霧も晴れ、先客の人と方位版で見える山を確認しながら360度の美しいパノラマを楽しむことができました。
大日岳頂上からの360度のパノラマ
頂上からの白山 方位盤の確認 GPS (N:36°00´05.0゛ E:136°50´16.3゛)
標高は1,711mでした
一等三角点の緯度、経度 一等三角点
 
 GPSで緯度、経度を測ると方位盤に書いてあるのと相当な開きがあるのでびっくりしました。先客の方もGPSを持っていて、測位してもらったら値は一緒であったので、ある人から、戦争が始まるとGPSが狂うと聞いていたので、イラクで戦争をしているのでGPSが狂っているのかと思いました。
調べてみると、国土地理院のホームページに、『日本の国土を測る「ものさし」が、世界共通の、しかも、目盛りが極めて正確な「ものさし」に変わります。』と載っているのでこの違いかと、一安心しました。
 高度は、GPSの案内書にも目安で正確でないと書いてありましたので目安にしています。
 頂上で昼食、方位盤、GPSで1時間ほど楽しんでいる間に、1人・2人と人数が増えて来たので、来た道を帰ることにしました。
残雪に顔を出している登山道は、朝と変わって雪が溶けて水が流れ黒いドブ川のようになっていたが、長靴の威力発揮をしてかまわずジャバジャバと歩く。
 沢山登ってくる人に会い、道を譲りながら慎重に下りました。

雪が溶けてぬかるんだ登山道 長靴が意外と役立ちました

中高年の人の登山ブームで、男女を問わずほとんどの方が中高年の人で、複数で登っている方もいますが、単独での登山が多いのに驚きました。
 一ぷく平、胸突き八丁を過ぎた樹林帯では登るときに目をつけておいた山菜を取りながら蛭ヶ野水道タンク前に無事到着
 夜は、山小屋で山菜の天麩羅を肴においしい酒を頂きました。

大日ヶ岳について
 その昔、養老元年(717年)、泰澄(たいちょう)大師の開山とされ信仰の山として知られています。頂上には、大日如来が奉られております。

白山の南東に位置し、頂上付近は白山国立公園に属しています。



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